分類のない小ワザ集

分類できないだけではなくて、分類しても上のリンクが一杯になっちゃうという理由でまとめたものです。が、内容は小ワザと侮れないですよ。お気に入りに入れるページを無理矢理指定するなんぞ、他では見られないと思います。言ってみれば苦労した結果を載せています。

 

 仮名(ルビ)を振る

固有名詞などの読みにくい漢字に仮名を振るには次のようにします。紫色の部分は Netscape Navigator などのルビに対応していないブラウザのためのもので、これを入れると Netscape Navigator では六合村(くにむら)と表示されますが、入れなければルビは無視されて六合村とだけ表示されます。ちなみに六合村は群馬県吾妻郡にあって、読み手泣かせで有名です。仮名を振ってもらわないと読めないですよね?

 
<RUBY>六合村<RP>(</RP><RT>くにむら</RT><RP>)</RP></RUBY>

 

六合村くにむら

 

 status bar に時刻を入れる

status bar に時刻を入れられます。<BODY> の後の適当な所に次のスクリプトを書いておけば、マウスポインタがリンクなどの上にあるとき以外は、現在の時刻を表示します。このページのステータスバーをご覧ください。

 
<SCRIPT LANGUAGE=JavaScript>
<!--
function STOKEI(){
t = new Date();
H=t.getHours();
M=t.getMinutes();
S=t.getSeconds();
if(H<10){H="0"+H}
if(M<10){M="0"+M}
if(S<10){S="0"+S}
TEXT="ただいまの時刻は "; TEXT2=" です。";
window.status=TEXT+H+"時"+M+"分"+S+"秒"+TEXT2;
setTimeout('STOKEI()',1); } STOKEI();
// -->
</SCRIPT>

 

 

 プリントの改ページを指定する

InternetExplorerで印刷をするとき、ユーザの側で改ページを指定することはほとんどできません。プリントを前提とする場合は、プリントアウトのレイアウトも考えておいてやるべきでしょう。

特定のタグ、この場合は見出しの <H4> の前で改行する例では、次のようになります。サンプルは『こんにちは、キムチ』のプリントアウト用のページに使っています。これを入れないと、見出しの「具を準備しよう」が1ページめになってしまって、続く本文は2ページめという具合に離れてしまいます。サンプルページのプリントプレビュー画面で、用紙設定を変えて試してみてください。

 
<H4 STYLE="page-break-after:always">具を準備しよう</H4>

サンプル

特定のタグの前で改行するには、page-break-before:always とします。改行を解除するには、page-break-after:auto または page-break-before:auto とします。



 

 行間を指定する

このページは、このサイトの他のところちょっと行間が違うでしょう?20%行間が開いています。文章中心のページでは、読みやすくするために行間を調整するのもいいでしょう。ここでは次のものを <HEAD> から </HEAD> の間の HEADセクションに入れています。12pt はフォントのポイントを表わし、120% もポイントで指示することもできます。

 
<STYLE TYPE= "text/css">
<!--
BODY {font-size:
12pt;line-height:120%;}
-->
</STYLE>

 
これではページ全体の行間が20%増しになってしまいます。本文中の一部にだけ行間の拡張を指定する場合は、HEADセクションではなく、段落を表わす <P> タグの中に次のように入れて、</P> までの部分だけの行間を変えることができます。ほらね?この段落だけ元通りになってるでしょう?どっちが読みやすいですか?

 
<P STYLE="font-size: 10pt; line-height: 100%;">
ここにテキスト本文を置く
</P>



 

 段組を作る

文章の多いページでは、読みやすくするための工夫が入ります。そんなときには段組をしたらどうでしょうか。段組は表を使ってもできますが、厄介な点があります。ここで紹介するものは、非常に単純で使いやすいのですが、Netscape Navigator でしか使えません。Internet Explorer でもサポートしていたら、どんなにかいいのですが。

COL=2 で段数を指定し、WIDTH=80% で、段総体の幅がページの何パーセントであるかを決め、GUTTER=40 で段と段の間隔をピクセル単位で決定します。全ての段組の横幅を同じにすることと、横幅が狭すぎないように注意しないとなりません。

表の中に表を入れるのと同じように、ある段の中にさらに段組を設定できます。でもどうかしら。あまりくどくなると見にくいでしょうし、隣り合った段同士が重なってしまったら、努力の甲斐がありませんね?

 
<MULTICOL COLS=2 WIDTH=80% GUTTER=40>
本文
</MULTICOL>

サンプル Netscape Navigator でご覧ください

 

 

 更新データを表示する

私のあるサイトでは、非常に頻繁にに更新をくり返しています。いちいち更新のデータを入れるのは案外面倒なので、最近はほとんど全てのページに次のものを入れています。このサイトでも目次のページとトップページの隅にちんまりと入れてあります。

 
<P><CENTER><SCRIPT LANGUAGE=JavaScript>
<!--
document.write("
最終更新日:",document.lastModified);
//-->
</script>
</CENTER></P>

 

 

 キャッシュを無効にする

更新の激しいサイトでは、訪問者のブラウザのキャッシュを無効にしたほうが、最新のページを見てもらえます。そういう目的のためには、<HEAD> から </HEAD> の間に次のものを入れておくと、ブラウザのキャッシュからではなく、ウェブページから読み込まれます。

これはページを更新したときに、ブラウザで確認する場合にも大変有効です。ソフトではが表示されている場合には、どうしても確認したいですからね?もっとも「表示」の「切り替え」から InternetExplorer を選べば直ぐですが。

 
<META HTTP-EQUIV="pragma" CONTENT="no-cache">

 

 

 JavaScript オフに警告を出す

ブラウザーには Javascript をOFFにするオプションがあり、これを使って Javascript を無効にしているユーザーもあり得ます。これに警告を発することができます。と言っても、メッセージを <NOSCRIPT></NOSCRIPT> で括るだけです。通常はブラウザの画面の表面にに出ませんが、Javascript をOFFにしていると文字として表示されますから、次のように入れてはいかがでしょうか?同一ページ内に、オン・オフ両方に対応した注意書きなりを入れることも可能です。

 
<NOSCRIPT>このサイトのナビゲーションの多くは Javascript に依存しています。<BR>
Javascript をオンにしないと正常に動作しません。
</NOSCRIPT>

 


 JavaScript オンとオフを振り分ける

Javascript をOFFにしているブラウザに、上で示した <NONSCRIPT></NONSCRIPT> の中にタグを入れて、オフのブラウザだけを選択的に飛ばすことができそうですね?しかし実際にやってみると、オンのブラウザも飛んでしまって、何の役にも立ちません。じゃぁ方法はないかと言えば、オンのブラウザだけを飛ばすという技をした後、オフのブラウザを別のページに案内するという手の込んだ手法を使えます。

まず <HEAD> </HEAD> の間に次のように入れて、Javascript オンのブラウザを別のページに案内します。Javascript オフのブラウザは無視していきますから、オンのブラウザだけが sample_3.html に進みます。

 
<SCRIPT language="JavaScript">
<!--
location.href="
sample_4.html";
//-->
</SCRIPT>

これで瞬時に振り分けられましたから、ページの作り方ではこれで十分です。が、オフの訪問者に注意を促したり、情報を提供したりしたいという場合には、<BODY> から </BODY> の中に次のように入れるといいでしょうね?ここでは10秒後に sample_5.html にジャンプします。サンプルをご覧になるには、Javascript の有効・無効を切り替えて、両方でお試しください。

 
<NONSCRIPT>
script のオン・オフの切り替えについての情報ページにジャンプします。
<META HTTP-EQUIV="refresh" CONTENT="10; URL=sample_5.html">
</NONSCRIPT>

サンプル

 

 

 リンク元で振分ける

ページによっては、そのサイトのメインのページを指定して、そこからのリンクでないと受け入れないというところがあります。referrer でリンク元を参照し、指定のURLからでない場合はどこかへ飛ばすという設定です。screening というフォルダに index.html というファイルを置きましたので、まずはそこから、Javascript を有効にしてサンプルページに行ってみてください。

index.html ページへ

続いて、このページから、つまり指定外のページからリンクしてみてください。Javascript のオン・オフを振り分けるサンプルページにリンクが張ってあります。うまく行かなかったでしょう?では今度は、Javascript をOFFにして行ってみてください。いかがでしたか?大丈夫だったでしょう?これは Javascript で設定しているからですね。本気で振り分けをしようとするならば、Javascript オフでも効果の出るように工夫しなければ意味がありませんね?

では Javascript のオン・オフで振り分けたサンプルページから行ってみてください。最初は Javascript オンで、次はオフにして試してみてください。

サンプルページの <BODY>には、次のものを入れてあります。これについてはまだ研究中で、はたして常にうまく働くか、使うべきかどうかも迷っています。これを現実に使っているサイトをご紹介しますから、どのようなものか、ソースはどうなっているか、ご自分で調べてみてください。もし使う場合は、本当に必要な場合に限るべきだと思います。例えば、このサイトで referrer による振り分けを設定していますが、現実にはかなり複雑になていることを確認してください。

別のページからのアクセスを bypath.html へ導きますが、実際の例のように http:// とすると、自分のパソコンをサーバーとしている場合の index.html が表示されます。なければ「アクセスを拒否されました」などのコメントのページがでると思います。ゲーム感覚の場合は、行き先を「アカンベー」のページに設定することも可能でしょうね?それとも丁重に、指定されたページをお気に入りに設定して、そこからお出でくださいというメッセージでもいいでしょう。referrer の参照は絶対URLでしか上手くいきませんが、行き先は相対URLで大丈夫です。

 
<SCRIPT language="JavaScript">
<!--
if(document.referrer.indexOf("
http://members.jcom.home.ne.jp/chat-noir/screening/")== -1)
if(document.referrer.indexOf("")== -1) window.location.href="
bypath.html";
//-->
</SCRIPT>

最近になって、リファーラーを単純化することが可能だと気づきました。次の「お気に入りを一ケ所に指定する」とも関連しますので、ご自分で試みてください。それは、if(document.referrer.indexOf("")== -1) window.location.href="bypath.html"; 1行だけで、お気に入りからのアクセスを bypath.html にジャンプさせるということです。私のPCをサーバーに仕立てたサイトでは、安全管理とアクセス数を制限する目的で、多くのページの <HEAED> セクションに埋め込んでいます。bypath.html は、http://www.google.co.jp/ にしてあります。


 

 お気に入りを一ケ所に指定する

私のサイトの一つは、実質的に4つのサイトが1つに統合されています。アクセス解析を調べてみると、お気に入りが分散しています。だからと言って問題は無さそうですが、サイト内の整理や統廃合を考えたとき、憂鬱になることもあります。最初から、お気に入りにはここしか入れないでくださいとお願いしておけばいいんですが、訪問者はそういうお願いに耳を、じゃないか、目を貸しません。これからサイトの構築を考える人は、後々のことも考えて、お気に入りや検索エンジンへの登録も視野に入れた設計するといいと思います。

具体的にはどうするか、それぞれの工夫があるでしょうが、ここで私の例をご紹介しましょう。このサイトで扱ったいくつかの方法を組み合わせています。

最初のページを「フレーム」で扱ったた大技を使って、フレームに入った iriguchi.html とします。が実際には、フレームの index.html がアドレス欄に出てきます。

お気に入りは iriguchi.html にだけをお願いしたいので、ページのドローに際して「メッセージ」で扱ったものでメッセージを出します。これってインパクトがある割には、聞いてくれないんです。ろくに読まずにOKを押すんでしょうね?

入り口のページからのリンクには、「リンク」の「戻らないリンク」を活用して、Javascript を有効でないとジャンプしないようにしておくといいでしょう。これは振り分けをするために Javascript を使っているからです。Javascript は、次の dokokara.html でオンの設定を要求することもできます。そのほうがクールかもしれませんね?

dokokara.html では、ここで扱った「リンク元で振り分ける」で振り分けます。favorite フォルダ以外からのアクセスを sarabaja.html にジャンプさせてしまうという、ちょっと悪の香りのする方法です。favorite フォルダの最初のページの iriguchi.html からは、間髪を入れずにyoukoso.html にお迎えするということになります。

youkoso.html に、お気に入りに登録するボタンを入れることもできます。そんなことをしたら初期の目的に叶わないようですが、ボタンの中にページを指定しておくので、問題ありません。何となくダマシの匂いがしますが、許されないというほどのことでもないでしょう。

いかがでしょうか?自作できると思いますが、dokokara.html のソースだけ、ここに書いておきましょう。どこに置いても有効ですが、</HEML> の直前だと、訪問者がソースを見て気づくのが遅くなるかもしれません。同じ意味で、index.html の <NONFRAME> から </NONFRAME> の間に、何たらかんたらというソースを入れて、カモフラージュするのも目くらましになります。理屈の上では if(document.referrer.indexOf("/favorite/")== -1) window.location.href="youkoso.html"; 一つと if(document.referrer.indexOf("")== -1) window.location.href="sarabaja.html"; を入れればいいわけなんですが、心配性で関連するサイトを全部並べています。万一うまくジャンプしない場合を考えて、「ウィンドウ」で調べたように、<META> タグで1秒でジャンプするように設定しておくと安心です。

なお「Javascript オンとオフを振り分ける」で見た、オンをジャンプさせるスクリプトと併用すれば、下のソースの最後の部分 if(document.referrer.indexOf("")== -1) window.location.href="sarabaja.html"; だけでも大丈夫ですが、リファーラーでの振り分けの後に置くようにしたほうが安全かもしれません。

この一行は youkoso.html にも入れてあります。最初から直接ここをめがけて、つまり直リンクしてきても、saarabaja.html にジャンプさせてしまうという深慮遠望(?)です。試みに iriguchi.html から youkoso.html に行ってから、右クリックで「新しいウィンドウでフレームを開く」をしてみてください。開いたウィンドウは sarabaja.html になっちゃうでしょう?リファーラーを使ったサンプルは、ダウンロードしても使えませんので、サイトでお試しください。

 
<SCRIPT language="JavaScript">
<!--
if(document.referrer.indexOf("
http://members.jcom.home.ne.jp/chat-noir/favorite/")== -1) window.location.href="youkoso.html";
if(document.referrer.indexOf("
http://juego.fc2web.com/favorite/")== -1) window.location.href="youkoso.html"; if(document.referrer.indexOf("http://chatnoir.fc2web.com/favorite/")== -1) window.location.href="youkoso.html"; if(document.referrer.indexOf("http://chatnoir88.easter.ne.jp/favorite/")== -1) window.location.href="youkoso.html";
if(document.referrer.indexOf("")== -1) window.location.href="
sarabaja.html";
//-->
</SCRIPT>

サンプル


 

 秘密のページを作る

よく見かけることですが、パスワードを聞いてきて、正しいものを入れないとエラーとなるページがあります。cgi を使って作らないと、ソースから容易に見破られる類いが多く、色々な参考書で調べても、Javascript では役に立ちそうなものがありません。しかし使い方に問題があったからで、ある方法を使えば、会員だけのページとか、特別な人にだけ見てもらうページを作ることは可能です。試みに下のボタンを押して、「pimil」というパスワードで入ってみてください。韓国語で「秘密」の意味です。たぶんカラクリは分からないと思うんですが...。

この方法は、皆さんにも秘にしておきたいのですが、特にお教えします。サイトの圧縮ファイルをダウンロードして解凍してみてください。pimil というフォルダに秘密の全てが入っています。中でも secredo が問題です。第2の方法は naisho のフォルダです。


 

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